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論文

Utilization of agro-resources by radiation treatment; Production of animal feed and mushroom from oil palm wastes

久米 民和; 松橋 信平; 橋本 昭司; M.R.Awang*; H.Hamdani*; 斉藤 秀治*

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.727 - 730, 1993/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:63.68(Chemistry, Physical)

大量に排出される未利用農林産資源の中で、オイルパーム工場の主要なセルロース質廃棄物である空果房(EFB)の有効利用について検討した。マレーシアでのEFB産出量は年間200万トン以上にのぼり、焼却による煙等環境への汚染の問題が指摘されている。放射線処理を利用したEFBの飼料化やキノコ生産が有効に行えることを明らかにした。EFBの微生物汚染は著しく、滅菌のためには25kGy,殺菌のためには10kGy必要であった。これらの線量を用いて殺菌あるいは滅菌したEFB培地に有用糸状菌を接種して発酵試験を行った。試験した糸状菌の中ではC.cinereus及びP.sajor-cajuの成績が良好であった。C.cinereusの30$$^{circ}$$Cにおける固体発酵の結果、1ヶ月の培養でタンパク含量が13%に増加し、粗繊維含量は20%に減少した。P.sejor-cajuによるキノコ生産は、EFBに少量の米ヌカを加えることにより良好な結果が得られた。

論文

Effect of gamma-irradiation on frozen shrimps for decontamination of pathogenic bacteria

伊藤 均; H.O.Rashid*; N.Sangthong*; Adulyatham, P.*; P.Rattagool*; 石垣 功

Radiation Physics and Chemistry, 42(1-3), p.279 - 282, 1993/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:60.37(Chemistry, Physical)

本研究では輸入冷凍エビ12試料について総菌数、大腸菌群、各種病原菌の分布をしらべた。総菌数は1g当り、3$$times$$10$$^{3}$$~6$$times$$10$$^{6}$$個検出され、大腸菌群はEnterobcterが若干検出される程度である。サルモネラ菌は各試料とも全く検出されなかった。一方、病原性ビブリオ菌であるV.parahaemolyticus,V.minicas,V.alginolyticus,V.vulnibicus,V.fluvialisとリステリア菌は熱帯産の試料から広く分離された。総菌数は4~5kGyで90~99%殺菌され、病原性ビブリオ菌、リステリア菌、サルモネラ菌は凍結下3kGyで殺菌可能である。照射による異臭発生は室温下照射では2.5kGyで検知されるが、凍結下の照射では5kGy以上の線量でも無視できる。また脂質の過酸化物価も室温照射では4kGy以上で急増するが、凍結下では10kGy以下では変化が少なかった。トリメチルアミン含量も10kGy以下では全く増加しなかった。

論文

The Study on electron beam flue gas treatment for coal-fired thermal plant in Japan

南波 秀樹; 徳永 興公; 田中 雅*; 小倉 義己*; 青木 慎治*; 鈴木 良治*

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.669 - 672, 1993/00

 被引用回数:15 パーセンタイル:79.48(Chemistry, Physical)

石炭燃焼火力発電所からの硫黄酸化物、窒素酸化物等の放出は、これらが大気中で酸性雨となることから、環境汚染の主要な元凶の一つであると考えられている。電子線照射法は、乾式同時脱硫脱硝法であること、副生物が肥料であること等の特長をもつ排煙処理法である。模擬石炭燃焼排煙を用いて、電子線照射による硫黄酸化物、窒素酸化物処理の基礎的データを得るための研究を、原研の小型流通試験装置を用いて行った。短期間におけるパラメトリック的な試験を行うと共に、長期間の定常的な脱硫・脱硝試験を行い、十分満足すべき結果を得た。原研、中部電力、荏原製作所が共同で、現在建設中のパイロットプラント(12,000Nm$$^{3}$$/hr)についてもあわせて報告する。

論文

Aging properties of radiation vulcanized NR latex film

幕内 恵三; 吉井 文男; 石沢 正論*; K.Samantha*; T.Adul*

Radiation Physics and Chemistry, 42(1-3), p.237 - 240, 1993/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:50.57(Chemistry, Physical)

放射線加硫天然ゴムラテックスの乾燥フィルムを水洗いすると、耐老化性が極端に低下する。水洗溶出液の分析等により、タンパク質の一種であるヘベインに老化防止効果があること、水洗いの前にゴムフィルムをアルコール処理し、ヘベインを不溶化すると、耐老化性が向上することを見出した。多種市販合成老化防止剤を試験した結果、リン系のTNPとフェノール系のDAHQに顕著な老化防止効果が認められた。特に、TNPを添加したラテックスからのフィルムは、乾燥状態では老化しにくいが、高湿度の状態になると容易に老化した。このことは、自然環境下で分解しやすいゴム製品として利用できることを示唆している。

論文

Study on dosimetry of bremsstrahlung radiation processing

須永 博美; 橘 宏行; 田中 隆一; 岡本 次郎; 寺井 寛*; 斉藤 敏夫*

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.749 - 752, 1993/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:38.07(Chemistry, Physical)

加速器から放出される電子線をターゲットに衝突させることにより発生する制動放射線を用いる加工処理における線量計測法について検討した。制動放射線は電子エネルギーに対応する高エネルギー成分を含む連続エネルギースペクトルの放射線で、一般にコバルト60ガンマ線照射の場合よりも線量率が高いなどの特徴を有し、線量計測を行う場合に問題となる可能性がある。これらの特徴を考慮して、基準線量計としては試作した円筒型電離箱を、実用線量計としてPMMA(Radix)、CTA(FIR-125)およびアラニン(アミノグレイ)線量計についての特性を調べた。その結果、円筒型電離箱では1.8$$times$$10$$^{7}$$R/h程度の高線量率まで電離電流の飽和が生じない状態で測定を行うことができ、実用線量計ではPMMAとアラニン線量計が5$$times$$10$$^{5}$$~3$$times$$10$$^{7}$$R/hrの範囲で線量率依存性を示さず、有用な線量計となり得ることが明らかとなった。

論文

Current R & D activities at TRCRE in polymer processing by EB

吉井 文男; 須郷 高信; 佐々木 隆; 幕内 恵三; 石垣 功

Radiation Physics and Chemistry, 42(1-3), p.65 - 68, 1993/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:29.78(Chemistry, Physical)

主として電子加速器(EB)を利用した高分子材料の改質及び加工に関する研究開発の現状(高崎研の)をレビューする。医療用具の滅菌に関連して、素材としてのポリプロピレンの放射線照射による劣化とその機構、劣化抑制方法等について研究成果。放射線グラフト法による重金属吸着材、脱臭材、浸透気化膜の開発について、基礎的検討結果を中心とした成果。ダイマー酸を原料とした電子線キニアリング用アクリルオリゴマー硬化樹脂について、オリゴマー組成と硬化条件、生成塗膜の物性等の研究成果を報告する。

論文

Recent progress in JAERI alanine/ESR dosimeter system

小嶋 拓治; 橘 宏行; 春山 保幸; 田中 隆一; 岡本 次郎

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.813 - 816, 1993/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:63.68(Chemistry, Physical)

アラニン/ESR線量測定法はその優れた特性から、国内外において、医療用具の滅菌、食品照射等放射線加工処理、原子力・宇宙用材料の耐放射線性評価等広い分野への利用が期待され、$$gamma$$・X線の基準線量測定および、ルーチン用、電子線・重粒子線用の線量計素子の開発も進んでいる。これらの現状から、測定システムとして安価で簡単なESRリーダーの早期実現が望まれている。原研では、分析用ESRの使用実績から、簡単なアラニン線量計専用リーダーの開発を進め、1987年食品検査用小型ESRを改造したアラニン線量計測定システムの試作に成功した。これらの知見に基づき、簡易型アラニン線量計専用ESR装置および自動測定システムの開発を行った。開発の条件として、測定素子の限定、線量範囲の限定、ESR各種パラメータの単一化、装置および回路の単純化、自動制御の導入等により、操作の簡略な小型専用リーダが実現可能である。

論文

International cooperation in the field of radiation application

佐藤 章一

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.877 - 880, 1993/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Physical)

放射線利用の分野では、これまでの高分子改質、滅菌などの利用が拡大しつつあるほか、排煙処理に代表される環境保全への利用や、イオンビーム利用による新材料の開発などの新しい研究開発分野が拡がってきた。技術の国際交流が一層早まることのほか、環境問題などは国際協力による世界的協調が必要である。協力の現状と今後の方向について検討する。

論文

Kinetics of SO$$_{2}$$ removal from flue gas by electron beam technique

H.Maetzing*; 南波 秀樹; 徳永 興公

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.673 - 677, 1993/00

 被引用回数:15 パーセンタイル:79.48(Chemistry, Physical)

排煙中のSO$$_{2}$$の除去機構を調べるために、OHラディカルによる気相中でのSO$$_{2}$$の酸化反応、ならびにエアロゾル表面における不均一SO$$_{2}$$酸化反応の研究を行った。不均一酸化反応の実験においては、NOならびにアンモニアを含まない模擬ガス中にSO$$_{3}$$を添加し、生成する硫酸ミストのエアロゾルの存在下でのSO$$_{2}$$の除去量を測定した。この結果、SO$$_{2}$$の除去は観測されず、アンモニアの存在しない場合には、エアロゾル表面でのSO$$_{2}$$の不均一酸化反応は無視できることが分った。このことは、アンモニアを含まない場合の電子線照射によるSO$$_{2}$$の除去機構は、気相均一系における反応で説明できることを示す。気相均一系での実験では、不均一系と同じ模擬ガスに電子線照射を行ない、線量、温度、水分濃度の関数として、SO$$_{2}$$の除去量を測定した。この気相均一系での反応に関し、実験結果とコンピューターシミュレーションとの比較を行った。

論文

Alanine/ESR dosimetry system for routine use in radiation processing

小嶋 拓治; 春山 保幸; 橘 宏行; 田中 隆一; 岡本 次郎; 八木 国光*; 田村 直幸*; 原 秀元*; 柏崎 茂*

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.757 - 760, 1993/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:60.37(Chemistry, Physical)

これまでアラニン/ESR線量測定法については、主に高精密に広い線量範囲が測定可能となる基準あるいはトランスファー線量測定を目的とした開発が行われてきた。一方、放射線滅菌を始めとする放射線プロセスの工程管理用として、簡便かつ安定性の高いルーチン用アラニン/ESR線量測定法の開発が望まれていた。本論文では、すでに開発されたアラニン線量計素子に比べて成形法を簡単化し、現在一般に使用されているプラスチック線量計よりも精密度が高い安価な素子の製造と線量計特性、及びこれと並行して開発された、通常の分光光度計に使い易さ・価格がともに匹敵する自動アラニン線量計リーダーの製造と装置特性について述べるとともに、この両者の組合わせにより、1-100kGyの線量範囲を$$pm$$3%以内で測定可能であることを明らかにした。

論文

Sterilization of Bacillus spores by converted X rays

伊藤 均; 大木 由美*; 渡辺 祐平; 須永 博美; 石垣 功

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.597 - 600, 1993/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:29.78(Chemistry, Physical)

本研究では、医療用具の滅菌に制動放射X線利用の実用化を目的としてBacillus属芽胞のX線照射の効果を$$gamma$$線及び電子線照射の場合と比較を行った。その結果、ガラス繊維濾紙での無添加系では、B.pumilus,B.subtilis,B.megaterium,B.brevis芽胞の放射線感受性は$$gamma$$線、電子線、X線で大差がなかった。一方、芽胞に対する添加物の影響については、$$gamma$$線、電子線、X線ともに保護効果が現れて、電子線での効果が顕著でX線は電子線の中間か電子線に近くなり、これらの差は線量率によるものと思われる。このため、X線での滅菌条件も電子線と同じ規格基準が適用可能である。しかし、X線の場合、コンベアでの移動照射は照射野に大きな線量率分布があるため、線量評価には注意を要する。

論文

Pilot-plant for NO$$_{x}$$, SO$$_{2}$$, and HCl removal from flue-gas ofmunicipal waste incinerator by electron beam irradiation

土井 猛*; 長田 容*; 森重 敦*; 徳永 興公; 宮田 定次郎; 広田 耕一; 中島 道博*; 古宮 幹之*; 宮島 清則*; 馬場 重和*

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.679 - 682, 1993/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:55.97(Chemistry, Physical)

都市ごみ燃焼排煙を電子ビーム照射で処理するためのパイロットプラントを松戸市クリーンセンターに建設し、実際の排煙を用いた試験を開始した。本報告では、パイロットプラントの概要、その性能について述べるとともに試験計画及び得られた結果について報告する。1,000Nm$$^{3}$$/hrのスプリットガスを400~950keVのエネルギーの電子で消石灰スラリーの共存下で照射することにより、排煙中のSO$$_{2}$$,NO$$_{x}$$及びHClを同時に除去することができる結果が得られている。

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